2015/04/21 15:42

鬼塚商店オリジナルデザインアップリケをご紹介します。

"背まもり"という日本古来のおまじないの刺繍をお手本にデザインしました。

古くから日本にはちいさな子供の着物の背中の部分に魔除けや、縁起物の柄を刺繍して子供の健やかな成長を願うという風習があったそうです。最近はその図柄の豊富さ、面白さから背まもりの本等も出版されているようですね。
鬼塚商店ではお洋服や小物雑貨などにも合わせ易いようなデザインにアレンジしてアップリケにしてみました。
いちいちTシャツに刺繍するのはちょっと大変ですが、アップリケならすぐ貼れますよね。
まだ文字が読めない小さなお子様には自分の持ち物の目印にして頂いても良いのではないでしょうか?
もちろん、ご自分の持ち物にも是非!

このアップリケは作り方にも少しこだわっています。
刺繍アップリケを作るにはまず"基布"と呼ばれる生地に刺繍を打って行くのですが、この生地によってアップリケの厚みや柔らかさ、接着した時のなじみ感等が全然変わってきます。
刺繍工場さんのご協力で鬼塚商店のアップリケには少し特殊な基布を使って頂いています。
薄く、柔らかくてアップリケを生地に接着するとまるで生地に直接刺繍をしたかのようになじんでくれます。
また、この基布は貼付けると透明になってくれるので、商品写真をよく見て頂くとお分かり頂けると思いますが、あえて刺繍をせずに下の生地が見えるようにしている部分があります。
ここは基布が残っているので接着の強度はしっかりしていますが下の生地が透けて見えるので貼付ける生地によって表情が変わって面白いですよ。